【京都・四条河原町】おすすめの神社・お寺7選！有名所から穴場まで

2023年6月28日

四条河原町は京都随一の繁華街でありながら、その華やかな雰囲気の中に、京都らしい神社やお寺もたくさんあります。この記事では河原町周辺の有名所の神社仏閣から、あまり知られてない穴場までご紹介をします！

【祇園】建仁寺

祇園の繁華街の先に広大な敷地を持つお寺で、境内に多数の塔頭（たっちゅう）・文化財が存在します。中でも「風神雷神図」は歴史の教科書やテレビなどで良く取り上げられほど有名です。また境内の法堂の天井には、畳108枚分のダイナミックな龍の絵が描かれています。グッズも多数販売しているためお土産にも困りませんよ。

■建仁寺
【住所】東山区小松町（map）
【定休日】無休

【祇園】八坂神社

京都の一大観光地である祇園の端に位置する神社で、隣接する桜の名所円山公園と共に多くの人々が訪れる観光地です。日本三大祭の一つである祇園祭はこの八坂神社の祭礼で、7月の祭り期間中は多くの神事が執り行われます。また厄払いや縁結び・美容などのご利益のある神社としても知られ、年始には多数の初詣客が訪れる関西屈指のスポットです。日中はもちろんのこと、夜間でも門が閉まらないためいつでも拝観が可能です。

■八坂神社
【住所】京都市東山区祇園町北側625（map）
【定休日】無休

【新京極通】錦天満宮

全国に存在する天満宮の一つで、学問の神様として知られる平安時代の学者「菅原道真公」にゆかりのある神社です。京の台所として知られる錦市場の端に存在することもあり、学問に加えて商売繁盛の神様としても親しまれています。境内には良質な名水「錦の水」が湧き出ています。新京極の繁華街に突如として現れるスポットのため、地元の方から観光客まで人が絶えることはありません。

■錦天満宮
【住所】京都市中京区中之町537（map）
【定休日】無休

【新京極通】永福寺（蛸薬師堂）

「蛸薬師通り」と言えば京都人には大変親しみのある通りで、その名を生んだほど昔から街の住民から信仰を集めたお堂です。かつて永福寺にいた親孝行な僧が、病気の母のために買ったタコが仏になり、母の病気がたちまち回復したエピソードに由来しています。そのため、病気平癒の祈祷で有名で、ガンや心身の病気平癒、諸願成就を祈願する人々の参拝が多い場所です。今では地域の住民から親しみを込めて「蛸薬師さん」と呼ばれております。

■永福寺（蛸薬師堂）
【住所】京都市中京区新蛸薬師東側町503（map）
【定休日】無休

【新京極通】染殿院

かの有名な弘法大師空海により約1200年程前に創建されたお寺です。常に人が絶えない新京極通りの中の、ビルとビルの間に囲まれた40坪にも満たない狭い境内にひっそりと佇んでいます。平安時代に染殿皇后と呼ばれていた天皇の后が、何度もこの場所に通った末に無事男の子を懐妊したことから染殿院と呼ばれるようになり、安産の神として親しまれるようになりました。

■染殿院
【住所】京都市中京区新四条上中之町562（map）
【定休日】火・水

【新京極通】誓願寺

奈良時代に創建されたお寺で、境内の入り口の目の前には顔出しパネルが設置しており、写真撮影を行う観光客が度々見受けられます。落語発祥の寺と呼ばれるなど芸能ともゆかりが深く、関西地方の芸人が練習会を定期的に行っています。誓願寺は京都の中心地に位置するため戦乱の影響を受けやすく、これまでも10回の火災に遭ってきたもののその度に再建しています。いかに町民から親しまれてきたかが分かります。

■誓願寺
【住所】京都市中京区桜之町453（map）
【定休日】無休

【新京極通】誠心院（和泉式部寺）

誠心院の初代住職は、才色兼備としても有名な平安時代の歌人和泉式部と言われております。その縁から文学ファンの観光客が絶えないスポットです。また数々の恋愛遍歴や情熱的な恋歌で知られる和泉式部にちなんで、恋授けの神としても親しまれており、若い女性が絶えず訪れています。境内は決して広くはないものの和泉式部の墓と伝わる塔もあり、繁華街の新京極から一歩門をくぐると、途端に静寂な雰囲気を存分に味わえます。

■誠心院（和泉式部寺）
【住所】京都市中京区中筋町487（map）
【定休日】無休